Mwashashaさんの研究活動

Mwashasha Rashid MWAJITA さんが9月16日来日し、岡山大学資源植物科学研究所・谷明生准教授のもとで研究に励んでいます。

受入期間:9月16日から11月15日までの2ヶ月間

研究内容:

Mwashasha R. Mwajita さんはイネに共生しているバクテリアやカビを分離し、その性質を調べ、再度イネに接種してその生育に与える影響を調査しています。これま でケニアで好まれている品種であるBasmatiという香り米の品種を用い、様々なバクテリアやカビを分離しました。多くの微生物を分離すると、形態的に 異なるものを分離したつもりでも実は同じものであったり、形態的に似ていても実は異なったりします。肉眼ではなかなかこれらの判別がつきません。そこで、 MALDI型の質量分析器を用いて、菌体に含まれる総タンパク質(主にリボゾームタンパク質)の分子量を測り、そのパターンを指紋のように利用して、未知 の微生物を同定したり、ユニークで他のものとは違うものを見つけたりすることが出来ます。この分析法は高速で、数百サンプルを1日で処理可能です。この方 法を用いて彼女は多くの微生物を効率よく分類しています。また、植物にこれらの菌を接種したときに植物内のホルモン量や元素がどのように変動するかも、そ れぞれLC-MSやICP-MSを用いて調べています。最終的にはBasmatiの生育を微生物を使って促進することを目標としています。

140926 Mwa写真@MALDI